企みアップしようかと思った矢先
アメリカ時間の1月8日に
死刑執行の予定が延期になり、
1月9日の本日との話もありましたが
今のトコロ延期になったまでが現状です。
今のトコロ延期になったまでが現状です。
Cool C本人と本人の母親は事件当時、
一緒に食事をしていたから
無実を主張している模様。
しかし監視カメラには彼の姿が
おさめられてるそうです。
ヒップホップの歌詞の暴力性を
どこまでをエンターテイメントとして
捉えるべきかは難しい問題で
Mcの多くはKeepin It Realて言うけど、
本当に罪のない民間人を射殺して
大金を手に入れようとするのは
間違ってるし、ヒップホップほど
影響力のあるエンターテイメントが
誤ったメッセージを伝えて
しまうのは社会的問題がある。
でも同時に社会的に黒人が苦しめられている
問題があるからヒップホップが存在するし、
辛い思いをしている黒人たちに
とっても救いになっているのも事実。
( 今も全米中で白人警官が黒人を
射殺し物議を交わしている。)
だから、こういう時こそ
バンバータの
ヒップホップ最大のメッセージ
"Peace love unity and having fun"
音楽の喜びで皆が一つになれたらいい!
そのような気持ちでいっぱいです。
数奇な運命を感じながらアップさせていただきます。
過去にリリースし、即完売だった1枚
ラップ創成期から使われているライム
"I'm the Man with the master plan" =
「俺の頭の中には基本計画がある!」
というラップがあるが、果たして
どれ程のMcが実際に計画性のある
人生を生きてきたであろうか?
表向きには宣教師のように説教する
ラッパーも裏の姿はただのサグだったり
することも現実、そんな疑問を皮肉に扱ったコチラは、
ご存知Phillyの暴れん坊Cool CとSteady Bの2人!
フロントのプリントには"I'm The Man"(Cool C)
バックには"With No Master Plan"(Steady B)
「俺らには全く計画性が無い!」とプリント。
表裏隠さず着るべし!
以下の記事はSteady Bに
焦点を絞って書いておりますが
当時の記事をご覧ください。
初期フィリー・ヒップホップをSchoolly Dなどと
共に盛り上げたSteady B。
彼の巧みな言葉遊びとハスラーを
名乗ったライフスタイルはまさに
80年代後半のヒップホップの
楽しさを表現していた。
Steady Bは80年代に4枚のアルバムを
発売するほどの活躍を見せ、
商業的な栄光も手の届くところまで
来ているように見えた。
しかし一件順調に思えた彼のキャリアは
90年代の新しい波と共に薄れて
いってしまうのであった。
92年にはCool CとUltimate Eazeと共に
C.E.Bを結成するも彼らの唯一の
アルバムは大して評価されず、それ以降は
活躍の場を閉ざされてしまった。
そして96年、世の中がBiggieとTupacに
熱狂していた裏に彼は仲間の
Cool Cともう一人の無名ラッパーと共に
銀行強盗を試みる。Steady Bは銃の
調達および運転手役であったが、
現場でCool Cが黒人女性警官を発砲してしまい
彼らの計画は失敗に終わった。
皮肉にもC.E.B 唯一のアルバム名は
"Countin' Endless Bank"
「途絶えない収入源(バンク)を数えながら」であった。
そんなSteady Bは今現在仮釈放の
可能性すらない無期懲役を服役中である。
彼の代表曲でATWLクルーにも
人気な"Serious"にこんな歌詞がある
"MC to the death, my last breath will be
kicking the rhyme 'til there ain't none left"
(俺は死ぬまでMC、最後の息が
途絶えるまでライムをかます)果たして
Steady Bは今でも塀の中でもラップを
書いているのだろうか?まだ45,6歳、
これから気が遠くなるほどの時間が残されている。
犯した罪は身勝手過ぎるが
ファンとしてまたKickして欲しい…
Cool Cの(今はあまり笑えない)過去の作品を
そして大大クラシック
※以上は一主観で書かせていただいております。
Yo! Bros Stuff